No.63 「もう何回目?」が「初めてのこれ」

 

はい、皆さんこんにちは。

 

生徒のおかげで絶賛下書きがぶっとびました。

 

あの1000字は遥か彼方。星になったそうです。

 

もう一度書く気が全く出てこないので、

すっげぇ端的に言うと。

 

 

・普段から考えて動くといいよ。

・目の前の目標やタスクだけでなく、今考えても”無駄”と思われるようなことを考えるとなお良いよ。

・例えば「PRELEでは実績が最優先なのか、雰囲気が最優先なのか」とかね。

 

 

でした。

 

 

ということで。

 

今日も本編どうぞ。

 

 

 

皆さん知っているであろう。

いづかしのはるな。

 

 

その弟たくまくんが橿原校舎に来てくれております。

 

 

そんな彼は、先月のバレンタインで彼女が出来ました。

 

 

他に気になっている女の子がいたものの、そのチョコに添えられたラブレターを読んでオチましたとさ。

 

 

ええこっちゃ。

 

 

 

学生らしい青春を送っていくのを見守るのも僕たちの仕事なのかなぁと。

 

しみじみ。

 

 

どうやら岡本はおじいちゃんになりつつあるようです。(笑)

 

 

 

 

 

そんな学生カップルですが。

今日はデートだそうです。

 

 

 

もう日本人の半数以上が経験したであろう。

 

映画デート。

 

 

もうあのクッソありがちなね。

 

 

きゅんきゅんするやつ。

 

(正直岡本は高校生の時から好きではなかったですが。(笑))

 

 

 

もう。

いっっっっっっっしょーーーーー

 

同じようなやつがやっていますね。

 

 

展開一緒過ぎやろ。

 

 

 

女の子の片思いのイケメンAがいてね。

 

 

でもその女の子を好きなまた別のイケメンBがおって。

しかもそいつ優しいしかっこいいし。

 

 

ただその女の子の好きなイケメンAは好意に気付かないと。

 

 

もう何年も前から同じ展開ですねぇ。

 

 

 

ただ、これって他の映画も大体一緒だと思いません?

 

 

 

コナン君やどらえもんも違う展開になるだけで、結局オチは一緒。

 

 

学園モノも、魔法使う系も、医療モノも、刑事モノも。

 

 

だーーーーいたい。

 

同じような展開なのですよ。

 

 

これは映画だけに限らずですねぇ。

 

 

 

音楽でも同じ。

 

サビの前のメロディで、「あー多分こっからサビはいりそー」

とか思えるし。

 

 

失恋系の歌詞もだーいたい一緒。

どんだけメンヘラやねん。

 

みたいなね?

 

 

漫画も一緒。

ジャンプの漫画なんて、結局全部一緒やもんねぇ。

だいたい主人公が最初負けて。修行して強くなる。

ほんで勝つけど新しい敵出てきて、また負けて。

 

これの繰り返し。

 

 

 

どのジャンルにおいても、基本的にはありがちーな。

 

展開が好まれ続けるわけですよ。

 

 

 

これって。

 

僕は思うのですよ。

 

 

作家や、作詞家、作曲家、などなど。

クリエイティブな人たちは、沢山いると思われますが。

 

 

結局売れて、有名になるのはいつも似たような作品ばかり。

 

 

常に新しいジャンルやそういうものが流行ってもいいんちゃうの?

 

 

 

って。

思っていました。

 

 

そんな時にTwitterか何かでとても腑に落ちたことがあります。

 

 

 

 

「作り手はプロであっても、受取り手は素人である」

 

 

 

 

この言葉だけでは、

 

ほぅ。

 

 

 

という感じでしょう。

 

 

もう少し噛み砕くとですね?

 

 

 

 

作り手はプロである。

 

だから、そのジャンルについての知識はとても多い。

 

過去の名作から、最近の駄作まで。

 

 

セオリーであったり風習だったり、その業界独自のものなどなど。

 

 

それら全てを知ったうえで、自分の作品というモノの差別化を行う。

 

 

 

 

 

と。

 

 

 

 

けれど、受取り手は過去の名作も少しだけ。

駄作なんて、名前も何も知らない。

 

 

 

そうなると、作り手はどれだけありきたりのモノで、既視感のあるものだったとしても。

 

 

受取り手からすると、ほとんど初めてが初めてのモノ。

なんとなく知っているようで、知らない。

 

”初めての”体験や感動をしていくわけですな。

 

 

 

という。

 

確かに。

そういわれるとですね。

 

 

上にあげたような、

恋愛もの映画。

超あるあるジャンプ作品。

 

 

僕たちはどれくらいの数を見たことがあるのか。

 

 

ゆーーたってしれてますよねぇ。

 

 

 

岡本ジャンプ大好き人間でしたが、まともに最初から最後まで見切ったジャンプ作品は案外少ない気がします。

 

まして恋愛ものなんて、2,3本しか見たことないという。

 

 

 

ってなわけでですねぇ。

 

戻ってきて。

 

 

僕たちは教務について沢山考えてきました。

 

 

この1年の講師MTGの議題だけでも

・他塾とPRELEの違い

・PRELEの強み

・面談での満足度

 

などなど。

 

 

更に掘井君との研修で沢山の参考書を調べたり、面談準備をしたり。

 

他の講師の面談の録音を取ったり、自分の録音を取ったり。

 

 

 

いーーーっぱいのことを考えて、この面談をしている。と。

 

 

ただ。

 

 

 

ただですよ。

 

 

 

さっきのたとえ話のように。

 

 

 

生徒は初めてなんです。

 

 

塾とやらに通うことが初めての生徒。

 

中学で塾には行っていたけど、面談は初めての生徒。

 

自習だけで点数を上げることが初めての生徒。

 

 

 

 

僕たちは

「もう何回目の面談やねん!!!!」

 

 

 

って思いますが。

 

 

 

 

”その”生徒からすると。

まだ10回目とか。20回目とかかもしれません。

 

 

 

例え1年が経過していたとしても、

 

受験生として。

こんなにtodoが出される面談は何回目?

 

 

 

というレベルかもしれません。

 

 

っていうかそのレベルなのです。

 

 

 

 

講師になっている皆からするとね。

 

もう何年も。何回も見て、聞いて、してきた面談ですが。

 

 

 

生徒からすると。

 

 

 

 

っていう。

 

 

だからこそね。

 

 

生徒のその初めての面談にね。

その何度目かの面談でね。

 

 

ちゃんと感動するような。

 

ちゃんと頑張りたくなるような。

 

 

あるあるーーな。

 

 

 

面談で。

 

 

 

 

講師勢にとって、素晴らしいという面談ではなくて。

 

その目の前の生徒にとって。

分かりやすい面談を。

 

 

 

こころがけていきましょーね。

 

 

 

岡本